依頼側とWeb制作サイドが、気持ちよくお付き合いできるためのお話をしたいと思います。
Web制作は、専門的なスキルと知識が必要な仕事だと考えています。
それゆえにクオリティーの高い納品物をお出しするために、適切な価格を制作前にお見積もり致します。
しかし、クライアント様との交渉する中で、提案した見積もりよりも低い価格での交渉は、Web制作者にとって大きなストレスとなります。
このような状況に直面する場合、どうすれば良いでしょう?
皆さん悩みどころではなくないですか。
Web制作は専門知識と時間が必要
まず、価格交渉を始める前にクライアント様とお話しすべき大切な事があります。
Web制作者は、時間と労力をかけてスキルを磨き、クライアント様のアイデアを実現するために全力で取り組んでいます。
ホームページを作るのは、単にテキストや画像を配置するだけではありません。
デザイン、プログラミング、セキュリティまたユーザーがページに訪れた時に感じる心地よさなど、さまざまな要素が組み合わせを考えて構築しています。
ウェブサイトが魅力的になるデザインを考えています
まず、デザイン面では、ウェブサイトが魅力的で使いやすいものになるように、色彩やレイアウト、フォントなどのデザイン要素に知恵を絞ります。
画面に合う画像をチョイスするのも、ちょっとしたセンスでサイトが活きる事もあるし、合わない事もあります。
また、見え方ですが異なるデバイスやブラウザで、表示に対応するためのレスポンシブデザインにすることは今や必須ですよね。
専門性の高い言語を読んでいます
次に、プログラミングはウェブサイトの構築に欠かせません。HTML、CSS、JavaScriptなどの言語を使用して、ウェブページを作成し機能させています。
さらに、データベースやサーバーサイドの知識もいります。
ユーザーエクスペリエンス(UX)の設計も重要です。
ユーザーがウェブサイトを使いやすく、効果的に情報を見つけられるようにするために、ナビゲーションの設計を考えて作成しています。
外部からの敵から守る
セキュリティに関しては、データの保護や不正アクセスからの防御など、適切なセキュリティ対策をしなければなりません。
これらすべての要素を考慮に入れ、クライアントのビジョンを実現するために、ウェブ制作者は専門知識と時間を投じて取り組んでいます。
ですので、制作者とクライアント様がお互いの立場を理解し、公正な価格での着地点が望ましいですね。
「値切る」交渉について
お互いが満足する価格を見つけることが大切だと思うのです。
先に、制作費の交渉が行われる際には、クライアント様に自身の立場を理解してもらうことが重要だとお話しました。
Web制作者はプロフェッショナルであり、その技術と経験に見合った報酬を受け取ることで、制作意欲も上がってきます。
フリーランスであれば、法外な金額での制作費を求めるつもりはないにしても、公正な報酬を得ることは当然の権利と言えるでしょう
制作費の値段を下げる交渉は、制作者の能力や価値を低く見積もることにつながりかねません。
お互いが信頼関係を保ち、理解し合い、公正な価格で満足する取引を目指したいものですね。
最後に
Web制作は知識と時間が必要な作業です。
この点がご理解頂けないクライアント様との間では、結果的には十分な品質の仕事を提供することが難しくなることがあります。
そのような場合、誠意を持って受けられないこともございます。
双方がwin-winの関係で取引できるよう、信頼と共感を築きながら、素晴らしいWebサイトを作らせて頂きたいと考えています。
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